Global Citizen賞は、今すぐ極貧を終結するために、素晴らしい行動を起こしている注目の才能たちを称える賞です。
彼らは、世界の貧困層を人生の焦点の真ん中に据え、自分たちのコミュニティで極貧を終結させるための行動を突き詰めて、世界的な社会変革をどんどん牽引しています。
Cisco若手リーダーシップ
CEO&創設者| ファーマー・ライフライン・テクノロジーズ
エスター・キマニは、ファーマー・ライフライン・テクノロジーズのCEO兼創設者として、最先端AIを活用してケニアの農業を変革しています。彼女は小規模農家が作物を守り、収入を増加することのできるツールを届けることで、飢餓と貧困を根絶するという強い想いを持っています。特に女性農家が予測不能な気候の中でも活躍できるように注力しており、国連FAO功績スクロールやWaislitz Global Citizenディスラプター賞を含む、数々の国際的な賞で高く評価されています。彼女は、これからも地方コミュニティの持続可能で豊かな未来をリードしていきます。
Citizen賞ウクライナ
人権ディレクター | 100%ライフ
ヴァレリア・ラチンスカは、「100パーセントライフ」で人権・性差・コミュニティ開発部門のディレクターを務めており、ウクライナで弱い立場にいる人々を守るために力強く活動しています。彼女はHIVとともに生きる人々を支援し、性労働者やHIV感染の非犯罪化、市民パートナーシップの導入や治療へのアクセスを広げるなど、国内、そして世界中で献身的に動いてきました。戦時下には、そのリーダーシップを発揮し100万人以上のウクライナ人をサポートしながら、法律改革や市民権の推進にも励んでいます。彼女はAIDSのない世界賞の受賞者でもあり、正義・健康・平等へのこだわりが世界に大きな影響を与え続けています。
Citizen賞ブラジル
人類学者・大地と気候の守り人 | 女性の地球&気候アクションネットワーク (WECAN)
タイリー・テレナは、テレナ民族出身の先住民族の女性で、気候・土地・先住民族の権利のための活動に人生を捧げてきました。15年にわたる熱心な活動で、国連気候変動枠組条約など、世界的なフォーラムでも先住民族を代表しています。先住民族の知恵や文化を守りつつ、若者や女性が先頭に立って気候変動と戦えるよう力づける活動をしています。彼女の活動は、植民地化や気候危機の影響から人々を守り、未来の世代が先祖から受け継いだ知恵と強さを持ち続けられるようにしています。
Citizen賞ナイジェリア
リーダー | ジェンダー・モバイル・イニシアチブ
オモウミ・オグンロティミは、ジェンダー・モバイル・イニシアチブの創設者であり、正義感にあふれたフェミニスト弁護士でもあります。ナイジェリアで性差に基づく暴力との闘いに大きな変革を起こしています。10年以上にもおよぶ活動で、22州、150以上の大学での性的暴力防止政策の導入を後押ししました。連邦下院議会でセクシャルハラスメント防止法案の成立にも貢献しました。Ashokaフェローであり、賞の受賞歴もある彼女は、これからも正義と変化を求めて法制度改革や地域社会の啓発を通して、男女平等実現に本気で取り組み続けます。
Citizen賞ガーナ
クリエイティブディレクター | ガーナ・フード・ムーブメント
リディア・ケケリ・アメンヤグロは、食、文化、デザインの全分野で活躍するクリエイティブな存在です。ガーナ・フード・ムーブメントのクリエイティブディレクターとして、大胆なキャンペーンやコミュニティ主導のプロジェクト、食育のハブを通じてガーナの食の未来を形にしています。「ガーナで買って、ガーナを育てる」構想で地元食材への誇りや豊かなマインドセットを広げ、自身が立ち上げたplentyplenty.africaでは、再生型カカオ農園とクリエイティブスタジオを運営することで、カカオをガーナ人の手に取り戻そうとしています。アフリカの食の物語を変え、次世代を啓発し、ガーナの食文化を大胆に、美しく、世界的に有名なものにすることに本気で取り組んでいます。