9月19日(金)、カナーシーふ頭に120人以上のボランティアがごみ袋や熱意以上のものを持って集結しました。これは、ブルックリンの水辺を変える環境アクションへの共通のコミットメントであり、彼らはこの活動を通じて2025年のGlobal Citizenフェスティバルへの参加権も獲得しました。

このビーチ清掃活動は、Global Citizenの環境支援活動の重要な節目であり、地球を守るには自分たちの町で実践的な行動を起こすことが必要だと証明しました。手袋とトングを持った参加者たちが、ジャマイカ湾の海岸からごみを回収し、汚染のパターンを記録しながら都市の大切な自然環境を守りました。

参加が確認された全ボランティアには、9月27日にセントラルパークで開催されるGlobal Citizenフェスティバルの無料チケットがプレゼントされました。フェスティバルでは、カーディ・B、シャキーラタイラアイラ・スター、マライア・ザ・サイエンティスト、カミーロ、エリアンナがパフォーマンスを行い、各国リーダーによる新たな環境コミットメントも発表されます。

海岸を守る仲間たち

今回の清掃活動には、ニューヨークの水辺保護に熱心な複数の団体が集結しました。Global Citizenは、ニューヨークで最も重要な自然エリアのひとつを長年守り続けているジャマイカ湾ロックウェイ・パーク保護団体と提携しました。Gooderaはボランティアの調整、アメリカ沿岸協会のニューヨーク州ビーチ清掃活動プログラムはデータ収集の科学的正確さを支援しました。

ブラック・サーフィン・アソシエーションサーフライダーNYCからは、海岸環境の課題に関する専門知識が提供され、より広い海の保護活動にもつながりました。こうしたパートナーシップで、単なるごみ拾いを越えた本格的な環境支援活動が実現しました。

行動することで生まれるインパクト

参加者は、海洋生態系を脅かす「Dirty Dozen(主なごみ12種)」を中心に清掃を行いました。カナーシーふ頭の各エリアにチームで分かれ、ごみを集めつつ、陸上の汚染と海の健康がつながっていることを学びました。

この日の流れは、効率と学びのバランスを取ったものでした。朝から設営し、熱心にごみを回収しつつ、途中で提携会社による環境教育のミニセッションや給水タイムも確保されました。午後はデータ収集と当日の活動を振り返る時間が設けられました。

Gooderaのボランティアグループと、ウェブから登録を行った個人のGlobal Citizenが一緒に活動を行いました。ビッグ・ブラザーズ・ビッグ・シスターズ・オブ・NYCはメンターと子どものペアで参加し、環境アクションが世代を超えた学びの場になりました。多様な人々が集まり、地域ごとの環境への責任について自然と対話が生まれました。

2025年9月19日、ニューヨーク、ブルックリンのカナーシーふ頭にGlobal Citizenのボランティアが集まり、チームでジャマイカ湾の海岸のごみを手袋やトング、ごみ袋で回収し、環境保護へのコミットメントを示しました。
Image: Supplied

海岸からメインステージへ

カナーシーふ頭からセントラルパークまでの道のりは、地域の環境アクションと大舞台での支援活動をつなぐGlobal Citizenの戦略そのものです。金曜の朝にジャマイカ湾の保護活動を行ったボランティアたちが、約6万人のGlobal Citizenと共にフェスティバルに参加し、自分たちの環境体験を政策ディスカッションに活かします。

こうした地域の行動からグローバルな舞台への流れこそ、個人の環境への行動が社会を動かす力になると示しています。フェスティバルにはニューヨークの水辺から実際にごみ拾いを行った市民たちが集い、その実際の声がGlobal Citizenの活動力になります。

行動の中で学ぶ環境教育

この清掃活動は、都市の生態系課題について実際に学べる場になりました。参加者たちは町のごみがどんなルートで海に流れ着くのか、ジャマイカ湾に影響を与える外来種の見分け方、地元環境と気候レジリエンスのつながりを体感しました。

提携会社のスタッフがその場でも知識を共有し、海岸清掃活動が、汚染の傾向を科学的に理解するためにも大切なことを解説しました。アメリカ沿岸協会によるデータ収集のおかげで、ボランティアの活動は環境研究者や政策担当者の情報源にもなりました。

活動の継続

環境保護にゴールはありません。ジャマイカ湾ロックウェイ・パーク保護団体では、定期的な環境活動に興味のある人に向けたボランティアの機会も用意しています。Global Citizenは、世界のコミュニティに影響をもたらす環境政策について継続的に支援活動ができるプラットフォームを提供しています。

このビーチ清掃活動によって、参加者同士の新しいつながりが生まれました。それぞれが他の環境プロジェクトについて情報交換し、ニューヨーク全体で環境アクションのネットワークが広がっています。

都市の自然、グローバルな影響

ジャマイカ湾は、何百種もの野鳥の生息地であり、都市の人々の憩いの場でもある、ニューヨークの重要な環境インフラです。その生態系を守る活動は、今すぐ解決すべき危機であると同時に、都市の自然エリアが直面している課題について考えるきっかけにもなります。

気候変動はこういった課題をさらに深刻にするため、カナーシーふ頭での清掃活動の意義はどんどん高まっています。都市生態系を守ることは、気候適応への一歩であり、地元コミュニティに実際の恩恵をもたらします。

環境アクションのコミュニティを広げる

参加者の顔ぶれは多彩で、環境科学を学ぶ学生から子どもに自然の大切さを学ばせたい家族まで、世代や地域を超えた力強い環境アクションが集結しました。地元の人々が行動する姿に刺激を受け、1回きりで終わらない関わりがどんどん生まれています。

経験に根ざした支援活動にはさらに説得力があります。実際に水辺の汚染を目にしたボランティアだからこそ、環境政策にもリアルな視点を持ち込むことができます。

地球を守るため、次にできること

カナーシーふ頭での成功は、Global Citizenフェスティバルまでつながる環境アクションの大きな一歩になりました。参加者は、確かな環境保護体験や仲間とのつながりを得て、Global Citizen史上最大のアドボカシーイベントに挑みます。

9月27日、セントラルパークに集まるその時、参加者は地域の自然保護とグローバルな支援活動の交差点になります。ジャマイカ湾を守った体験は、世界中で市民を巻き込むGlobal Citizenのミッションにもつながります。

フェスティバルでは、彼らの声がパフォーマーや世界のリーダーたちと並んで響き、地域の環境アクションが政策変革につながっていく様子を実際に示します。ブルックリンの海岸からセントラルパークのメインステージまで、その道は市民の参加とコミュニティの行動で続いています。

地球を守る準備はできていますか?Global Citizenアプリをダウンロードして、あなたの町の環境アクションを見つけてみましょう。

Editorial

地球の保護

今年のGlobal Citizenフェスティバルでボランティア活動が目立った理由

作成者: Angi Varrial