2023年のWaislitz Global Citizen Awardsへの応募が、2023年5月31日20:00(EDT)まで受付中です。詳細はこちらから確認&応募できるよ

シャーロット・マガイは16歳で学校を中退し、生まれたばかりの娘の世話をすることになりました。彼女が住んでいたのは、ケニア・ナイロビ最大級のスラム「ムクル」。その路上で木炭ブリケットを売る仕事を見つけて、なんとか生活費を稼いでいました。

木炭は、みんなが家族のご飯を作るために使う選択肢の一つ。他にも薪や動物のフン、時にはプラスチックまで燃やしていて、安全とは言えない調理法があたり前でした。

貧困のせいで、マガイの家族も毎日そうしたものを燃やさなきゃいけませんでした。

そして、その状況は毎日のように命の危険と隣り合わせでした。

毎年、400万人以上が換気の悪いストーブや焚き火による有害物質を吸い込むことで亡くなっています。世界保健機関によると、室内空気汚染は世界の健康リスクトップ10に入っていて、その主な原因は安価で危険なストーブやかまどを低所得国で多く使っていることです。

屋外でも薪の焚き火で調理すれば空気汚染にさらされしまい、家の中で火を使えばその汚染物質がたまり、呼吸している人にもっと大きなリスクが及びます。

ティーンエイジャーだったマガイも危険なストーブのせいで逃げ場がなく、娘と一緒に頻繁に喉の感染症にかかっていました。ある日には、娘がひどい火傷も負ってしまいました。

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でも、2年間木炭を売り続けて見事にお金を貯めて、大学進学の夢を叶えました。

「やっと授業料を貯められて、社会人向け学校に入学できたの。そこで木炭やその他の有害な固体燃料が健康にどれだけ悪いか、初めて知ることができました。私はサイエンスと社会の勉強が大好きで、アフリカの女性たちみんなにも、家庭の空気汚染に立ち向かってもらいたいって思ったんです」とマガイはGlobal Citizenに語っています。

今では、マガイはケニアを代表する環境活動家となり、2019年のWaislitz Global Citizen Awardを受賞しました。ムクルでのクリーンストーブ普及の取り組みが評価されたのです。賞金の10万ドル(約1,400万円)で、さらに多くの人々にリーチして命を救う計画です。最終的には、アフリカ中のすべての家庭でクリーンな調理ストーブが使える未来を目指しています。

自分の会社Mukuru Cook Stovesを通じて、ムクルの人々に手ごろな価格の調理ストーブを届けています。これで有害な排出物を最大90%カット、燃料の使用量も最大60%削減、火傷のリスクも減る、いいことづくめです!

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新しい調理ストーブのおかげで、家族みんなが健康に、家計も安定しやすくなったとマガイは話しています。ストーブで節約した分のお金で、子どもに栄養たっぷりの食事を用意できる家庭が増えているそうです。

それだけではなく、クリーンなストーブは喉や心臓の病気のリスクもグッと減らしてくれます。

これは、地域全体の貧困対策にもつながります。子どもたちは空気汚染から守られることで学校に通いやすくなり、脳の発達にも好影響です!

マガイの団体は、「最初から最後までみんなでやるぞ!」という姿勢です。リサイクル金属からストーブを作り、地元の女性グループと協力してクリーンストーブの良さを伝えています。

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「家庭の空気汚染が健康や社会、環境に与える影響をターゲット層、特に子どもたちに説明するのはすごく大変でした。経済的に厳しい家庭では基本的な健康課題も知られていないことが多いんです。1日1ドル未満で暮らす多くの家庭は、切実な生活費のやりくりが最優先なので、クリーンストーブにお金を使う余裕なんてなかなか持てないのが現実ですよね。

この課題には、地元の女性グループとパートナーシップ(協力)を組んで、彼女たちの不安や思い込みをちゃんと聞きながら、ぴったりの言葉でメリットを伝えられるようにしたんです」と語ってくれました。

最近では、マガイ自身がたくさんの活動家や教育担当者と一緒になって、室内空気汚染との戦いに挑んでいます。

まさに、Global Citizenが応援する草の根ムーブメントづくりの好例です!

Advocacy

貧困の撲滅

ケニアの活動家が世界最大級の健康リスクと闘っている

作成者: Joe McCarthy